まずは呼吸が上がるくらい(目安は心拍数170〜180回/分ほど)のペースで走り、その後はゆっくりとジョグしながら呼吸を整えます。このとき、呼吸を完全に戻すのではなく、少し落ち着かせる程度(目安は心拍数120回/分ほど)で、次の1本に入っていきます。
レースペースより少し速く走ることでスピードがUP。速度変化によって心拍数が大きく変動し、カラダにも負荷がかかるため、心肺機能も強化できます。また、速く走るときと、ゆっくり走るときでは、使う筋肉が違うので、脚力の向上につながります。
インターバルは身体への負荷が高いため、週1~2回で十分です。最初から呼吸が乱れるほどペースを上げるのは危険なので、まずは少し呼吸が上がる程度から始めて、慣れてきたら徐々にペースアップしていきましょう。
それではインターバルの具体的なメニューを紹介したいと思います。だんだん暑くなってくる6月でもできる内容を意識しました。距離と目標タイムを決めて行うのが一般的なインターバルですが、下記③、④のように、カラダの感覚で行うメニューもインターバルです。ぜひチャレンジしてみましょう!
マラソンシーズンが近づいたら取り入れたい、「ロングインターバル」のメニューも紹介します。うまくできない場合は、下記③のように距離を短くして、本数を増やす「ショートインターバル」を試してみましょう。